昨今、コロナ禍で体力・気力が低下し、一気に老化が進む「コロナフレイル」が注目されている。「フレイル」とは、加齢により心身の活力が低下した虚弱状態のこと。JA真田地区事業部では、コロナフレイルの改善・解消に向けて、手芸教室と健康づくり教室を組合員・地域住民向けに開く。「JA健康寿命100歳プロジェクト真田Ver.」として、家から一歩踏み出すきっかけづくりや健康づくり、人とのつながりの場となることを目的とする。
10月26日には、上田市真田町長の同事業部で健康教室「楽しいレクリエーション運動&脳トレ」を開いた。地域住民5人が参加。東信レクリエーション指導員の佐藤暁さんを講師に招き、「遊び感覚で体を動かす楽しさを味わおう!」をテーマに、脳トレも取り入れた運動を行った。参加者はまず、イメージを広げた自己紹介に挑戦。ただ名前を言うのではなく、紙に自分を表すイラストなどを描き、個性溢れる自己紹介を行った。その後、手毬を使った名前呼びパスゲームなども行い、楽しく脳と体を動かした。
参加者は「普通に自己紹介するより、イラストなどを使って工夫することで記憶に残りやすいことが分かった。考えることで脳トレにもなって良い」「相手の名を思い出しながら手毬を投げることで、体だけでなく頭も使えて良い。楽しかった」と話した。
今回は、3回シリーズの1回目。今後、11月11日、12月7日の開催を予定している。