ナイスマーム講座開講式/山野草の魅力を楽しむ/JA上伊那生活部会

JA上伊那
ケースに土を入れる受講生
ケースに土を入れる受講生

JA上伊那生活部会は10月28日、伊那市狐島にある同JA本所で、令和3年度の「ナイスマーム講座」を開講した。
同部会の3ヵ年(2019~2021)活動テーマ「一歩ふみだす勇気仲間とともに☆(キラッ)」として、コロナ禍でも出来ることを話し合いながら活動に取り組んでいる。
「ナイスマーム講座」は同部会が開く世代別女性講座のひとつで、60歳以上の生活班員を対象としている。今年は106人が受講。同JAの下島芳幸専務は開講式で「新しいことに取り組むことで人は活性化する。この講座を楽しみながらキラッと輝いてもらいたい」とあいさつした。
開講式に続いて1回目の講座が2部構成で行われた。第1部では「上伊那の山野草」について講義。伊那市西箕輪の鈴木孝敏さんを講師に経ヶ岳自然植物園を中心に山野草の四季について学んだ。
第2部では「テラリウム作り」に挑戦。伊那市美篶にある有限会社矢島園芸の矢島修さんを講師に、山野草の「大文字草」を植えた。仕切りの付いた透明なケースに2種類の土をそれぞれ入れることで、1ケースでも見た目の違いを楽しむことができる。受講生は「花の色も1つひとつ違ってかわいい」などと会話しながら、テラリウム作りを楽しんだ。
同部会の上田ゆり子部会長は「受講生の皆さんが他支所の人との交流を深めながら仲間づくりと、自分のための学びの時間を作る場となれば」と期待した。

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