エコを通した地域社会への貢献を目指す

JA洗馬
出来立ての廃油石鹸を紙コップの型に流す女性部員
出来立ての廃油石鹸を紙コップの型に流す女性部員

JA洗馬女性部は、11月4日木曜日に廃棄してしまう家庭用の食用油を原料にしたエコ石鹸づくりを行った。長年取り組んできたエコ石鹸づくりであるが、昨年はコロナ禍により中止となり、今年こそはと役員の方が集まり、約280個のエコ石鹸を作った。
石鹸の材料となる廃棄してしまう食用油は、役員はじめ部員にも声を掛けながら、不足する分は部員の知り合いの飲食店にも協力をお願いし集めた。
同女性部は、この日作ったエコ石鹸のほか、9月頃から部員にも呼び掛けながら手作りのフラワー加湿器やオリジナル手ぬぐい帽子も作成している。手作り品の販売収益の一部を身近な地域の社会福祉活動等にも活用してもらう方向だ。
女性部長の塩原はるみさんは、「JA祭で販売しようと計画していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本年もJA祭が中止となってしまった。女性部活動を通じた環境への配慮と地域社会への貢献を目指すため、今回は洗馬地区内に注文書を全戸
配布し、地域の皆様からたくさんのご注文を頂いたことに感謝したい。このような活動が、少しでも地域とJAをつなぐ架け橋となれば」と語った。

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