労働力軽減に期待/水稲向け肥料 新タイプ発売開始

JAながの
新タイプの肥料を紹介する購買担当職員
新タイプの肥料を紹介する購買担当職員

JAながのでは水稲向けのオリジナル肥料『BB ながの水稲一発〈100日タイプ〉20kg』を11月から発売を開始した。この肥料は早植え地帯における昨今の気象変動に対応する肥効面での改善と追肥分の効果をより長く維持させる事がねらい。販売価格は既に発売されている『BBながの水稲一発(平坦地用)』20kg』と同額で設定した。
広域を管轄する同JAでは生産地帯が標高差で気温も異なる事から、稲の生育に差が生じていた。稲の生育に欠かせない「窒素」を長く効かせ、生育中に均等に成分が行き渡るよう改良した。また、追肥作業の省略により労働力の軽減も期待されている。
購入は同管内の生産資材店舗や12月より運用を開始する生産資材をインターネットで注文できる新サイト「JAながの農業資材eハウス」からも発注が可能だ。
また、JAは一昨年度から開発を進めて来たブドウ専用肥料「ながのぶどう専用」を来年4月から販売を予定している。同JAオリジナル肥料の販売は19年に発売開始した「野菜専用肥料」に続く4シリーズ目となる。

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