サンふじ出荷開始、販売力高め70万ケース計画

JAながの
須高フルーツセンターに持ち込まれたサンふじ
須高フルーツセンターに持ち込まれたサンふじ

JAながのではリンゴ主力品種「サンふじ」の出荷が始まり、須坂市の須高フルーツセンターや長野市のながのフルーツセンターなどで出荷作業が行われた。広域JAの強みである量と産地ブランドを生かした有利販売に加え、同JAの農産物オンラインショップの活用や各地で直売会を開き販売力を高めるとともに消費拡大を進める。
10月31日、出荷初日を迎えた須高フルーツセンターでは、選果人と営農技術員で形や色合いなど出荷規格の確認がされ、光りセンサー搭載の選果機にかけられ全国へ向けて出荷した。11月上旬から管内各地の共選所で順次出荷が始まり、ピークは11月中旬からで、集荷は12月中旬まで続く。同JA全体の出荷計画180万ケース(1ケース=10キロ)の内、サンふじは70万ケース(1ケース=同)を計画している。
須高営農センターの荻原正輝営農技術員は「食味は例年通り良好、出荷いただいたリンゴは責任持って販売し、生産者所得を確保して行きたい」と話す。

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