農協青年部の支援で 保育園児がさつまいも収穫

JAみなみ信州
収穫を喜ぶ園児
収穫を喜ぶ園児

飯田市大瀬木の伊賀良保育園は27日、JAみなみ信州青年部伊賀良支部の部員4人と同JAみなみ信州伊賀良支所営農課職員の支援を受けてさつまいもの収穫を行った。同支部では畑作りや定植をサポートし、日頃の草取りなどの管理は同園で行ってきた。
この日は年長・年中・年少園児およそ100人が同園近くの圃場でクラスごと順番にさつまいもの収穫を行った。全体的に小ぶりなさつまいもだったため収穫もスムーズに進み、園児たちは青年部メンバーと一緒に収穫の喜びを体感した。見学に来た未満児も土やさつまいもに触れて楽しんだ。「力を入れすぎて折れちゃった」と、さつまいもを勢いよく引き抜こうとして尻もちをつく場面も見られた。
収穫後園児らは、各家庭に持ち帰る1本をじっくりと選び「ママとパパにさつまいもとったよ~ってお話ししながら食べるの」と笑顔で話した。
同園の渋谷章二園長は「青年部の方々にサポートしていただき貴重な体験ができて大変ありがたい。子供たちの真剣な顔や笑顔が見られてうれしかった」と感謝した。
作業を終えた木下義隆支部長(29)は「食や農に興味を深めるために子供の頃の体験は大切だと考えている。この体験がきっかけで給食を残さず食べるようになるなど、子供たちの成長に繋がれば嬉しい」と話した。

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