中学生が「地域」を学ぶ

JA洗馬
感想を述べる塩尻西部中1学年の生徒
感想を述べる塩尻西部中1学年の生徒

10月27日水曜日、塩尻市立塩尻西部中学校1学年生徒65名がJA洗馬に来組し、校外学習を行った。
同校は、ふるさと塩尻の良さに目を向け、塩尻の良さを発信することで、「地域のためにできることを考え実行する力」を養いたいと願い、今回は1学年の生徒が「塩尻の宝」でもある「洗馬のレタス」を学ぶ機会となった。
まず生徒一行は、JA洗馬の野菜集出荷拠点の一つである「岩垂予冷センター」を見学した。晩秋の肌寒い中、生徒らは熱心にメモを取ったり写真を撮影していた。その後、同施設の別棟に設置した特設教室で、JAの営農指導課職員から「レタス栽培の歴史」や「栽培方法」、「レタスが消費者まで届く過程」などの授業を受けた。
校外学習に参加した生徒からは、「洗馬の農業の魅力はどんなところですか」などと積極的に質問が出され、対応した職員は寄せられた質問に丁寧に答えていた。また、「レタスをはじめとした農産物には多くの人が携わり働く中で、感謝の気持ちを忘れないようにしたい」と感想も述べた。
同JAは、地元小学校とのレタス栽培を通じた交流を長年行っているが、塩尻西部中学校の校外学習との連携は今回がはじめて。同JAは今後も次世代との「つながり強化」に向け、学校等との連携を深めていきたい考えだ。

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