JAあづみは23.24の両日、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里で「くだもの祭り」を開いた。今年で5回目の取り組み。
店頭に販売特設ブースを設け地元農家が生産したリンゴの「シナノスイート」や「シナノゴールド」朝採れセルリーなど4種類の農産物を販売した。リンゴは贈答用と自家用を取り揃えた。
来場者は今年の農産物の出来具合や食味などをJA職員に質問していた。店内では、大根や里芋、ネギ、白菜など旬の秋野菜を買い物かごいっぱいに買い求める来場者が見られた。地元客をはじめ県外客、観光客の姿も見受けられ期間中のレジ通過者は前年並みの3955人、売上高は前年比62万増の728万円だった。
福島県から家族5人で訪れ贈答用のシナノスイート6箱を購入した来場者は「安曇野産のリンゴの味が好きで毎年買いに来ている。今年も目当ての物が買えて満足している」と笑顔で話した。
11月上旬から安曇野産リンゴの代表格である「サンふじ」の出荷が始まり、同店では13日、14日の両日「りんご祭り」の開く予定で、安曇野産農産物のさらなる消費拡大を図る。