規格外リンゴを対面販売/販売強化に向けて/JA上伊那営農経済部

JA上伊那
盛り上がりを見せた対面販売
盛り上がりを見せた対面販売

JA上伊那営農経済部は10月16日と17日の2日間、箕輪町の同JA農産物直売所「ファームテラスみのわ」の店頭で果実担当職員や販売戦略課の職員などが規格外リンゴの対面販売を行った。
同JA管内の今年のリンゴは春先の凍霜害の影響で、皮の表面にサビたような模様ができる「サビ果」が見られ、見た目から規格外となるリンゴが出ている。見た目が良くないと手に取ってもらえない傾向がある中、説明しながら販売することで少しでもおいしいリンゴを味わってもらおうと対面販売を企画した。
2日目となる17日には同町にある「JA上伊那果実選果場」から直接持ち込まれた、旬を迎えた中生種の「シナノスイート」や「秋映」、「紅玉」など6品種を用意。1袋500円の詰め放題とし、来店者は好きな品種を詰め合わせた。また箱売りにも対応し、「シナノスイート」を箱いっぱいに購入していく客の姿も見られた。
リンゴを買いに来たという男性は「おしりの部分がきれいな形をしていたのできっとおいしいと思い買った。多少傷などがあっても家で食べるだけなら気にならない。お得に買えてうれしかった」と満足げに話した。
対面販売は今後も開催を予定しており、晩生種の「ふじ」が販売される12月まで計画している。

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