コロナをかっとばせ 第6回JA大北杯争奪学童軟式野球大会開催

JA大北
熱戦が繰り広げられた野球大会
熱戦が繰り広げられた野球大会

JA大北は10月16日、第6回JA大北杯争奪学童軟式野球大会を池田町農村広場で開いた。大会は、同JA創立50周年を記念して開いたのに続き6回目。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったが、今年は事前の健康チェックなど感染症対策を万全に講じた上で開催。今大会は、JAの地域振興事業の一環で、大北管内のスポーツチームの親睦をはかるとともに、地元の青少年や保護者とJAとの結びつきを深め、さらに地元食材を使った振る舞いを通して、地産地消の大切さを確認してもらうのが目的。前大会よりも2チーム増え、大北管内から全7チーム約100人が参加し、熱い戦いを繰り広げた。
開会式で池田少年野球の矢口颯太主将は「コロナ禍で野球ができないときもあり、できることの喜びを知った。そのことを忘れずに、感謝の気持ちを持って、チーム一丸となり戦い抜きます」と宣誓。JAの中村茂専務は「お昼には大北産の農産物を使った地産地消のカレーを用意している。しっかりとプレーをし、しっかりとご飯をたべていただきたい」とあいさつした。
試合では子どもたちがお互いに声を掛け合いながら一球一球を全力で追いかけていた。観客席からはコロナ禍ということもあり、ファインプレーには拍手をするなどして応援を送っていた。また、ホームラン競争とスピードガンコンテストも行われ、各チームからそれぞれ代表選手1人ずつが出場し、ホームランの本数、投げた球の球速を競い合った。
昼食では地産地消の大切さを学ぶとしてAコープの農協牛乳と大北産の米(コシヒカリ)、白馬のSPF豚肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンなどの農畜産物と玄米粉が含まれたルゥを使ったカレーをJA職員らが振る舞った。子どもたちは「おいしい」と笑顔で食べ、おかわりもしていた。
同JAでは「地域、JAなどが交流ができる大切な場。今後もこの大会が続くよう取り組んでいきたい」としている。

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