米作り通じて農業を楽しんで

JAグリーン長野
束ね方を教える青壮年部員
束ね方を教える青壮年部員

JA青壮年部松代支部は10月中、長野市松代町3小学校の稲刈り・はぜかけ作業を支援している。学校の要請に基づくもので、14日に豊栄小学校5年生の田を、18日に松代小学校5年生の田を、21日には東条小学校5年生の田で行い、10月末には豊栄小学校6年生の作業にも参加する。児童と一緒に作業し、米や農業の魅力や楽しさ、苦労を伝えている。
このうち21日に行った東条小学校の稲刈り・はぜかけ作業には支部員3人とJA職員が出席。北澤篤史支部長が、鎌の使い方や稲わらの束ね方、作業上の注意点を説明した。児童は、3人一組になって、田の端に並び、田の中央に向かって鎌で稲を刈る者、刈った束を受け取る者、束を縛る者に役割分担し、順番に役割を変わりながら作業した。児童は、「縛るのが難しい」「楽しい」と話しながら、熱心に作業を進め、約3アールを全て手刈り作業で終え、はぜ掛した。
北澤篤史支部長は、「子どもたちがワイワイ“楽しい”と喜んでくれていた」と胸をなでおろし、「脱穀の作業までにこの稲刈りやはぜかけ作業の意味を知って、お米作りに大事な作業なんだと感じてもらいたい」と話した。
支部では10月末から11月の脱穀作業も実施予定。JA松代支所の職員も参加し、青壮年部・JA一体となって、学校教育における「食農教育」の支援に取り組む考えだ。

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