JAグリーン長野は10月20日、管内に住む女性を対象にした「JA女性カレッジ(2021年度)」を開講した。JAを拠り所に、衣食住、趣味にかかわる講座を、月に一回、来年8月まで開催し、くらしの充実、交流の活性化、女性部への加入などにつなげる。また、JA推薦図書「家の光」の活用術も伝授し、購読者の維持・拡大にもつなげていく。
今年は新規受講生6人を迎え、継続生を合わせて99人が活動する。新型コロナウイルス対策として、少人数で時間や日を分けて行う。初回は、長野市松代町の松代陶苑を会場に、陶芸「松代焼」を体験。3グループに分け、1グループ目は、新規受講生6人含む10人が参加した。受講生は、窯元を講師に、1kg分の粘土を使って、湯呑茶碗やコーヒーカップ、皿など、好きなものを3~4つ作成。専用の型に合わせて粘土を伸ばし、粘土の厚さや表面に注意を払いながら成形。窯で焼き上げ、12月の講座で配布する。初参加の受講生たちは「広報誌で募集を見て、毎年気になっていて、今年やっと参加できた。とても楽しみ」「友達に誘われて参加した。家の光も読んでいるので活用もしていけたらいい」と話していた。カレッジ担当の生活部生活課担当者は、「女性カレッジをきっかけにお仲間になり、JAや女性部の活動にも参加していただけるようにご案内していきたい」と話した。