現地視察で野菜産地の流通を学ぶ

JA洗馬
メモを執りながら真剣な表情で研修に臨んだ学生
メモを執りながら真剣な表情で研修に臨んだ学生

JA洗馬岩垂予冷センターに10月18日月曜日、塩尻市宗賀地籍にある長野県農業大学校農学部野菜花き実科・研究科の学生9名が訪れ、授業の一環として同じ市内の葉洋菜産地で知られる「洗馬地区」で、生産者の圃場から消費者の食卓まで、農産物を新鮮な状態で届けるために欠かすことのできない「コールドチェーン物流」の一翼を担う予冷設備を視察研修した。
参加した学生は、パレットに満載された野菜がフォークリフトで次々と予冷設備の中へ搬入される様子を見学しながら、葉洋菜栽培の歴史や予冷施設の概要など、JA職員が行う説明に真剣な表情で耳を傾けた。
研究科生の久保洋登さんは、「普段は場内授業がメインなので、実際の野菜出荷規格や流通を知ることができず、このような視察研修があることは非常にありがたいこと。現地で実際に農産物の流通を学ぶことで、新たな発見にも繋がるのでは」と感想を述べた。
今回視察研修の説明を担当したのは、野菜花き研究科を卒業し、現在はJA洗馬の営農指導を担当する佐原果緒里さん。
視察研修終了後、佐原さんは「野菜花き実科研究科だからこそ在学中に経験できることがたくさんある。今回の視察のように様々なものを見たり聞いたりしながら、視野を広げ将来に生かしていただければ」と後輩にエールを贈った。

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