農業資金需要の対応強化/事例報告会

JAながの
事例、現況を報告する職員
事例、現況を報告する職員

JAながのは10月14日、長野市の本所で初めての開催となる「農業融資事例発表報告会」を開いた。農業所得増大につながる設備投資をはじめ、事業拡大にともなう運転資金や自然災害に備える設備取得など多様な資金需要に応えるため、同JAでは令和2年度から農業融資を専門に取り扱う担当者を新たに設置。組合員へ農業資金の相談と提案強化を図っている。報告会では、各地区の農業融資専任担当者など5名が今年度の融資事例や現況、活動の進捗などを発表。今後の訪問活動と融資伸長に反映させて行く。
発表者のながのライフサポートセンター市川美智子係長は「訪問活動により農業融資相談は増えており資金用途も多岐にわたっている。ニーズに応えられるよう努めたい。」と話した。
また滝沢靖金融部長は「農業資金は貸付金の一丁目一番地。組合員の農業所得増大のため1軒でも多くの訪問活動に励んでほしい」と激励した。
同JAでは今年度半期の農業融資額は5億2,791万円となり前年対比147%と増加傾向にある。

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