古城を彩る500点の菊 第56回東信菊花展

JA佐久浅間
色鮮やかな菊を鑑賞する観光客
色鮮やかな菊を鑑賞する観光客

小諸市の小諸城址懐古園で、10月16日から「東信菊花展」が始まった。菊の愛好家でつくる東信秋香会、小諸商工会議所らが主催し、今年で56回目。「小諸城址懐古園紅葉まつり」のイベントの一つで、11月3日まで開かれる。
園内の特設会場には東信秋香会の会員が育てた、鮮やかな大輪を付ける三本仕立ての盆養を中心に約550点を展示。懐古園の秋の風物詩として知られ、期間中は県内外の観光客らで賑わう。27日には審査会を開き、内閣総理大臣賞や農林水産大臣賞、農業協同組合長賞など各賞を決定。11月25日に同市内で賞状授与式を予定している。
斯波隆夫会長(79)は「今年も会員の熱心な管理のおかげで無事に開幕を迎えた。見事に咲き誇る菊を楽しんでもらいたい」と話している。

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