組合員・地域住民の利便性を向上 農業を中心とした施設整備へ

JAながの
地鎮祭で挨拶する宮澤組合長
地鎮祭で挨拶する宮澤組合長

JAながのは10月8日、千曲市鋳物師屋にあるちくま埴生(統括)支所の改修工事にあたり地鎮祭を執り行った。JA役職員や同運営委員、設計・建設業者ら35人が参列。神事を行い施設の完成を祈った。改修工事は営農センター事務所及び生産資材店舗を同一敷地内に整備することで、組合員や地域住民の利便性を確保することが最大の目的で、JAが進める支所拠点再構築の一環。
現在の建物は昭和49年に更埴中部農協時代に建設され、数度の合併を重ねた後、平成3年からはちくま農協の基幹支所として組合員や地域住民の営農や生活の拠点として利用された。また、近隣に大掛かりな施設がなかった事から、2階の大会議室は地域のコミュニティーや会議、結婚式場としても利用され親しまれていた。
宮澤清志組合長は「JAにしかできない「農業」を中心とした魅力ある施設に整備し利便性の向上を図りたい」と挨拶した。
新店舗は鉄骨造2階建て、延床面積約850平方メートルで現在の建物の東側へ建設し、完成は令和4年3月を予定している。新店舗の1階は金融共済の窓口とライフサポートセンターが入り、2階は会議室と倉庫になる予定。取り壊された跡地にはJA関連施設利用者への駐車場として整備する。

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