東伊那営農組合とエーコープ東伊那店は10月10日、駒ヶ根市東伊那にある同店舗周辺で、毎年恒例となっている「きのこ祭り」を開いた。同祭りは東伊那営農組合とエーコープ東伊那店が企画。JA上伊那駒ケ根東支所が運営に協賛し開催した。野生きのこの大特売や松茸まんじゅう、きのこおにぎりの販売、地元産の栗やリンゴなど農産物を販売。秋の味覚を買い求め、400人以上の来場者で賑わった。
今年は8月の長雨の影響もあり、野生きのこの発生が例年より早まった。祭り当日は地元で採れた松茸を中心にズボウやクロカワなど多くのきのこが持ち込まれ、店頭に並べられた。
2年ぶりにきのこ祭りに訪れたという夫婦は「季節を感じることができるので楽しみにしていた。松茸以外も購入したので食べるのが楽しみ」と満足そうに話した。
同営農組合の渋谷厚男組合長は「今年はきのこの発生に合わせて、昨年より1週間早い開催としたが、販売開始前から多くのお客さんに来てもらえて良かった」と笑顔を見せた。