元農水大臣来所/復旧道半ば 国と一体となって

JAながの
本所で災害地の現状の報告を受ける江藤議員(右)とJA役員ら(左)
本所で災害地の現状の報告を受ける江藤議員(右)とJA役員ら(左)

元農林水産大臣の江藤拓衆議院議員が10月7日、JAながの本所(長野市中御所)を訪問した。2019年10月に襲来した台風19号で千曲川の堤防が決壊し、甚大な被害をもたらして2年となる前に被災した農家や農地、JAの共選所や直売所などの復興・復旧の状況について、同役員らから報告・説明を受けた。江藤議員は災害当時、同大臣として災害地区へ出向き、災害復旧や農業復興における陣頭指揮をとり補助金拠出などを早期の復興に向けて幅広く対応した。
説明では組合員の奮闘の結果被災地からリンゴの出荷が再開出来た事や約6,500人の農業ボランティアによる支援活動また、同ボランティアのベース基地で同じく浸水被害で営業停止を余儀なくされていた「農産物直売所アグリながぬま」のリニューアルオープンなどについて話された。江藤議員は「災害直後の住居や施設、農場に堆積した泥の多さを目にしたときは愕然とした、住民一人一人の努力と復興支援に尽力された皆さんのお陰だ」と述べた。同JAの宮澤清志組合長は「農業再生はもとより、被災地住民の元の生活を取り戻すにはまだまだ時間が掛かる、国と一体となり今後も継続的にサポートを行っていきたい」と支援求めた。

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