JAみなみ信州女性部松川支部は21日、女性総代選出会議の開催に合わせて参加者に協力を募りフードドライブを行った。
各地で広がりをみせるフードドライブは、家庭で食べきれない食べ物を持ち寄り地域の福祉団体や子ども食堂などに寄贈する活動のことで、食品ロスを減らす取り組みとしても注目されている。同JAでも女性部を中心に取り組んでおり、他支部で行われているフードドライブを受けて、同支部でも取り組もうと声があがった。
この日は会議に参加したおよそ14名が協力し、米7.0kgのほか缶詰、瓶詰や乾麺などおよそ30点の食材が集まった。集まった食材は同支部三役によって松川町社会福祉協議会へ届けられた。同協議会では月に1回松川町内で食材を必要としている方々に向けて食材配布会を行い、集まった食材を配布している。食材を受け取った同協議会の担当者は「たくさんの協力をいただけてありがたい。必要とする方のもとへ届けさせてもらう」と感謝を述べた。
同部の下村幸江支部長は「多くの方に賛同いただいて予想以上に食材を集めることができた。地元でも困っている人がたくさんいると聞いているので、少しでも力になれたら嬉しい」と話した。
今後も同支部では活動に合わせてフードドライブを計画する予定。