JAみなみ信州女性部松尾支部と鼎支部は、4日社会福祉法人ジェイエー長野会が運営する飯田市鼎の小規模多機能居宅介護施設「あぐりかなえ」にタオル寄付を行った。両支部が行う地域貢献の一環で、12年前から毎年続けている取り組み。支部員に協力の声掛けし、今年は昨年より100枚ほど多い554枚が集まった。
この日、両支部の役員が同施設を訪れ、利用者へタオルを手渡した。あいさつにたった鼎支部の中村敏支部長は「コロナ禍では皆さん大変な思いの中お過ごしされているのではないでしょうか。地域応援団の一員として少しでも皆さんのお役立ちできればうれしいです。お体を大切にこれからも元気にすごしてもらいたい。コロナ禍で職員の皆さんも大変ですが頑張ってください」と話した。
利用者から「尊いものを毎年ありがとうございます。大切に使わせていただきます」と感謝の言葉があった。
同施設では入浴時や掃除など日常的に多くのタオルが必要で、また雑巾などの編み物で利用者の機能訓練にも利用されるなど必需品となっており、同施設の山上永事業所長は「毎年たくさんの寄付をいただき本当にありがたい。いくつあっても助かります」と感謝した。
寄付を終えた松尾支部の渋谷和子支部長は「今年も多くの皆さんにご協力してもらい手渡すことができました。コロナ過で思うように活動ができない中でも女性部の結集力の高さを感じた。タオルと共に部員の気持ちも届けてきた」と話した。