台風被災地より感謝状 復旧、復興のサポート止めない

JAながの
市長沼支所で感謝状を贈られる宮澤組合長(右)と山嵜会長(左)
市長沼支所で感謝状を贈られる宮澤組合長(右)と山嵜会長(左)

JAながのは、令和元年10月に襲来した台風19号で、千曲川沿いの堤防が決壊し被災した長野市長沼地区(大町・穂保・赤沼・津野)の住民自治協議会から感謝状が贈られた。これは、同JAが同地区の基幹産業であるリンゴ園地などの復旧に向け、行政と連絡を密に農業ボランティアの編成並びに派遣を行い早期再生に向け尽力したもの。
10月3日、同協議会は被災から2年が経過する前に、犠牲者に対する追悼や復興、ボランティアへ感謝を込めた復興イベントを堤防が決壊した近くの市長沼支所で開いた。式典には長野市長をはじめ、復興ボランティアや地域住民らが出席、黙とうを捧げ追悼した。セレモニーでは地元女性会で作る「長沼こまち太鼓」や浸水被災に遭った東北中学校吹奏楽部による演奏で花を添えた。贈呈式では同JAを代表し宮澤清志代表理事組合長が山嵜同会長から感謝状を受け取った。宮澤組合長は「組合員の奮闘のお陰で長沼地区からリンゴの出荷が再開できた。心から感謝している。復旧、復興は道半ば、営農指導、サポートを弛み無く行っていく」と強調した。

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