洗馬のパセリ 来春に向け早くも始動

JA洗馬
「洗馬のパセリ」を栽培する生産者はとても研究熱心だ
「洗馬のパセリ」を栽培する生産者はとても研究熱心だ

JA洗馬では、来春5月頃から収穫が始まる「パセリ」の越冬栽培講習会を9月27日月曜日、本部予冷センターにて開催した。
レタスとともに産地化された「洗馬のパセリ」における、越冬作付け型栽培の歴史は古く、春の野菜出荷を支えてきた伝統があり、この日開催された講習会には、生産者約25名が参加し、9月~10月の土づくり、11月の播種作業、冬場の温度管理など営農指導員からの説明に熱心に耳を傾けていた。
冬場の気温がマイナス10度前後になることもある洗馬地域であるが、このような過酷な気象条件の中でも生産者は「春の一番荷」へのこだわりを持ち続けながら、毎年丁寧に冬越しの栽培に励んでおり、越冬パセリに対する市場からの期待と評価は高い。
パセリの栽培指導を担当している営農指導課の佐原果緒里さんは、「越冬パセリは収穫までに6ヶ月程度と栽培期間が長い品目。5月の収穫に向けて良質なものが栽培できるように巡回指導などに努めていきたい」と抱負を語った。

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