リンゴ三兄弟 先陣を切って「秋映」出荷

JAながの
ほ場でリンゴの出来栄えを確認する田原さん
ほ場でリンゴの出来栄えを確認する田原さん

JAながのではりんご品種「秋映」の出荷が始まった。同品種は全面濃紅色に着色し、中生種の中では甘味が強く果汁が多く食味が良いのが特徴。「シナノスイート」「シナノゴールド」に並ぶ長野県生まれのオリジナル品種でリンゴ三兄弟の一つ。JA管内のリンゴ全体の出荷は180万ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいる。
9月17日、長野市大町のながのフルーツセンターでは生産者らが持ち込んだリンゴを従業員がひとつひとつ手に取り傷など無いか確認し、光センサーを搭載した選果機でサイズを測り箱詰され、関東方面へ合計400ケース(1ケース10キロ)を出荷した。出荷した田原利一さん(86)は「春先の凍霜害の影響があり、収量が若干落ち込む見込み。ただ味わいは例年並みの仕上がりだ」と話した。
また、9月上旬には出荷前の目ぞろえ会を同センターで開き生産者約60人が出席、品質、出荷規格を確認した。

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