品質に期待 秋彼岸向け小菊出荷目ぞろい会

JAあづみ
規格を確認する部会員ら
規格を確認する部会員ら

JAあづみ菊部会は7日、安曇野市堀金のそ菜特産流通センターで秋の彼岸に向けた小菊の出荷目ぞろい会を開いた。部会員やJA職員ら約10人が参加。販売情勢や出荷規格、切り前、荷造りなどを確認した。
太田明久部会長は「市場動向などを確認し、品質の高い小菊を1本でも多く出荷して欲しい」と挨拶した。
JA営農経済事業部農産課によると、例年よりも草丈は短く、生育は若干遅れているが、部員らの栽培管理に対する意識が高まってきており、今年も品質に期待ができるという。市場からは秋物の需要が多く、お彼岸に向けて小菊の注文も多く入っている事から、安定した単価での販売が見込まれる。
市場に出荷する小菊は、品質基準の曲がりやボリュームなどの状態で3等級に分け、長さ(60センチ~75センチ)、1束重量、本数(1箱100本~150本)など4階級に分けて県内や静岡、九州市場に出荷する。9月中旬に出荷ピークを迎え、10月上旬まで出荷が続く。
同JA農産課の小山幸亮営農指導員は「出荷切り前は花弁が少し展開した頃がベスト。切り花後、最低2時間以上は清水で水揚げして欲しい」と呼び掛けた。
また、咲き過ぎや草丈が短い小菊などは、12日から行われるお彼岸向けの直売共選に出荷するよう呼び掛けていた。

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