野菜産地「洗馬」を肌で感じて 長野県農業大学校農学部野菜花き実科研究科現地実習

JA洗馬
肥料散布の実習を行った野菜花き研究科の生徒
肥料散布の実習を行った野菜花き研究科の生徒

産地の維持拡大を目的に農産物の栽培や担い手の育成などを行うJA洗馬100%出資の子会社「ドリームファーム洗馬」では、このたび長野県農業大学校農学部野菜花き実科研究科の学生9名が参加する「現地実習」を受け入れる。
この研修は、野菜産地の栽培技術および作業を現地圃場で実際に学びながら、農家としての心構えを醸成し、自ら課題に向き合うことができる人材育成などを目的としており、今年は9月~10月にかけ3班体制で実習に臨む。
第1班として9月6日月曜日から3日間、実習に参加した研究科生2名は、ドリームファーム洗馬の社員の指導により、レタスの収穫作業はじめ肥料散布や定植作業に汗を流しながら、普段授業では体験することができない栽培現場の農業を肌で感じた。
実習を見守っていたJA洗馬代表理事専務理事で、同社の寺澤武憲代表取締役は「8月後半の長雨により、現在レタスを中心とした葉洋菜の作柄は不調であるが、自然相手の農業ではあり得ること。このような時だからこそ、どうやったら良質且つ安定的に
農産物を栽培できるか常に考えながら、自分が目指している農業に頑張って欲しい。JAも行政との連携強化で、これまで以上に農業の若き可能性を大切にできる存在でありたい」と語りながら学生にエールを贈った。

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