「クイーンルージュ®」9月下旬ごろ出荷本格化

JA中野市
クイーンルージュ®をチェックする検査員
クイーンルージュ®をチェックする検査員

JA中野市と同ぶどう部会は9月下旬から露地栽培のクイーンルージュ®の出荷を本格化する。
9月13日にはJA管内3か所の会場でクイーンルージュ®出荷目揃え会を開催。3会場で合計172名の部会員が出席し、県の定める目標果実品質と収穫基準、販売時の商標の扱いなどを確認した。
また、この日は本格出荷の前段階として雨よけハウスで栽培されたクイーンルージュ®がJAぶどう集出荷センターに持ち込まれ、検査員による粒の大きさ、色、房型のチェックの後、市場に出荷された。
クイーンルージュ®は長野県果樹試験場が「ユニコーン」と「シャインマスカット」より育成した皮ごと食べられる赤色大粒種で同ぶどう部会員約250名が約43ヘクタールで栽培。赤系品種として品質、食味ともに市場からの評価が高く、海外からも注目を集めている。
今後は視覚、聴覚に訴えた商品PRと認知度向上に向けて需要喚起を目指す。このほか、ナガノパープル、シャインマスカットと合わせた長野県産「ぶどう三姉妹?」による宣伝・販売企画提案に力を注ぎ販売の相乗効果を図っていく計画だ。

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