モモ消費拡大へPR活動強化

JAグリーン長野
モモの生産状況を青木さんに伝える生産者
モモの生産状況を青木さんに伝える生産者

JAグリーン長野は、主力果実のモモのさらなる消費拡大を目指し、行政機関やJAグループを通じ、県外に向けたPR活動に努めている。8月中旬には、新宿JAアグリパークに「川中島白鳳」を出品・販売したほか、過去に都内で行われた産直市を縁に販路につながった東京都渋谷区のイタリアンレストランで「もものパスタ」が商品化・提供されるなど、新型コロナウイルス禍で直接販売・PRができないなかで、都内におけるグリーン長野産の「モモ」の更なる周知拡大に期待を寄せている。
JAグリーン長野産の「モモ」のさらなるPRをめざし8月17日、JAでは、長野県産業労働部と連携し、世界的に活躍するパティスリー・サダハル・アオキ・パリ・アトリエ軽井沢の青木定治さんの視察を受け入れた。JA生産販売部飯島貴暁次長が、長野市川中島の川中島共選所施設内や川中島町のモモ生産者のほ場を案内した。青木さんは「川中島白桃も繊維がしっかりしていて調理がしやすく、もっと全国的に広まれば良いと思った。長期間の雨で生産者のみなさんが苦労されていることを知り、ぜひ頑張ってもらいたい」と生産者にエールを送った。生産者は、「著名な方にぜひグリーン長野のモモを知っていただき、活用してもらえればうれしい」と話した。
JAでは、従来の市場への出荷販売ともに直接取引などにも販路をさらに拡大しながら、生産者の手取り向上につなげたい考えだ。

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