ブドウ盗難警戒/行政との連携で生産者守る

JAながの
出発式であいさつする牧副組合長
出発式であいさつする牧副組合長

JAながのでは、須坂市、須坂警察署、市農業委員会と連携し、例年相次ぐブドウの盗難を防ぐ為、共同で防犯パトロールを開始した。同JA管内では昨年、約1,500房の盗難被害が発生している。
8月29日、三木正夫須坂市長をはじめ宮下須坂警察署長、市農業委員が出席のもと、同市役所で出発式が行われ、ブドウ畑周辺の警戒パトロールを行った。同JAの牧良一副組合長は「年々盗被害が増えている。生産者の所得に多く影響してくる。今年は凍霜害や猛暑、長雨の厳しい栽培環境の中、何とか収穫に辿り着いた大切なブドウ。生産者の想いをしっかり消費者へつなげられるよう、また町ぐるみで防犯意識を高めたい」とあいさつした。
JAでは生産者対し不審者情報など担当技術員へ繋げるよう呼びかける他、防犯カメラの設置など検討し防犯強化に努めていく考え。

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