JAみなみ信州は、24日から高森町の就労継続支援B型事業所「親愛の里紙ふうせん」と農福連携し、同JA農産物総合DMセンターで同事業所利用者が商品の荷造り作業を始めた。
ふるさと納税返礼品やカタログ商品を直接消費者へ発送する同センターでは、消費者ニーズに合わせ2~3kgの少量規格の商品を取り扱うが、市場出荷規格中心の選果場では荷造りに手が足りない課題があった。そこで2016年から同センターが発行するカタログ「南信州便り」の封印作業を委託する同事業所に相談。主に梨、りんごの2.5kg箱の荷造り作業を12月までの期間業務委託し、14,500箱の発送を行っていく予定。
初日となった24日、同センターで同法人利用者6人と支援員1人が箱詰めと宛名先ラベル張りを分担して作業した。
同センターの内山清彦課長補佐は「手間のかかる作業ですが、一つひとつ丁寧にを進めてくれていて、とても助かります。まだまだ始まったところなので作業がしやすいよう様子を聞き、作業効率を高めていきたい」と話した。
同事業所の伊藤明日美所長は「普段は施設内での作業が多いので、利用者の皆さん張り切って作業してくれています。JA職員の方との交流も楽しんで、ぜひ活躍してもらいたい」と話した。