サンつがる出荷始まる 出荷を前に規格等確認

JA大北
見本を手に取りながら出荷基準を確認する生産者ら
見本を手に取りながら出荷基準を確認する生産者ら

JA大北と同JAりんご生産部会は8月20日、早生品種「サンつがる」の目揃え会を大町市平の同JAりんご選果場で開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、管内南部地区と中部地区の生産者を対象に2回に分けて開催とした。
目揃え会ではJA南部営農センターの営農指導員が、選果場の選果機センサーによる着色度、熟度の数値と見本を基に出荷基準の目安を説明し、参加した生産者らは見本を手にしながら、基準を確認していた。同センターによると、今年は春先に発生した霜の影響によるサビ果等の発生、収穫前の天候不順による着色の遅れはあるものの、品質は平年並みとのこと。同センター営農指導員の平林豊張主任は「着色を求めるあまり過熟となりすぎないよう、それぞれ適期での収穫をお願いしたい。」と呼びかけた。
同JA選果場では8月23日からつがるの受け入れを開始しており、順次選果を開始している。収穫ピークは8月下旬から9月初旬。今年は、主に中京・北陸方面の市場に3,000箱(10kg/1箱)の出荷を計画している。

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