入笠牧場で中間検査/健康状態を確認

JA上伊那
検査を受けている牛
検査を受けている牛

JA上伊那が管理運営する伊那市高遠町の入笠牧場で8月11日、放牧されている牛の中間検査が行われた。同JAの営農経済部畜産課の職員、家畜保健衛生所の職員ら合わせて19人が参加。放牧中の牛たちの健康状態を確認した。
入笠牧場への放牧は牛の分娩の負担軽減や分娩事故の減少を目的に毎年行われており、今年は6月上旬に入牧した。
今回の検査では健康状態チェックのほか、採血や駆虫剤の投与が行われた。検査した後、分娩の近い牛など7頭がこの日に下牧。また、新たに妊娠の分かった10頭が追加で入牧となった。
同JA営農経済部畜産課の堀内実課長は「健康状態はおおむね良好。このまま下牧まで元気に育ってもらいたい」と話した。
放牧されている牛たちの下牧は10月上中旬を予定している。

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