農作業事故ゼロへ向けた啓発活動/正組合員宅へオリジナルタオル配布

JA上伊那
自らも農家としてPRする同JA御子柴茂樹組合長
自らも農家としてPRする同JA御子柴茂樹組合長

JA共済は近年全国的に増加している農作業事故を未然に防止するため、「農作業事故ゼロ」に向けた啓発活動に取り組んでいる。JA上伊那共済部門ではその一環として農作業事故防止の安全標語を記したオリジナルタオルを作製、8月10日~13日にかけて正組合員宅へ配布した。
同部門では「困る人を作らないための仕事をする」を基本方針に、万が一を保障する部門として、事故を未然に防ぐ活動も重要と考え活動している。
安全標語はJA共済の事故支払いデータから発生率、重症度の高い事象をもとに福澤一成共済部長や担当者が標語を考えた。毎月、広報誌「る~らる」を配布し、組合員の声を聴く「訪問日活動」で各戸へ届けた。農作業に従事する正組合員に農作業で使ってもらい、安全な農作業に努めてもらう。実際に受け取った組合員は「タオルはうれしい」、「農業機械を使うときは標語を確認し安全に努めたい」などと話した。
同部門はほかにも、伊那市の伊那東小学校の通学路で交通安全を呼びかける「交通安全啓蒙活動」を行うなど事故の未然防止活動に積極的に取り組む。

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