毎年恒例「お盆の市」 切り花大好評

JAあづみ
豊富な品揃えの中からお目当ての切り花を選ぶ来場者
豊富な品揃えの中からお目当ての切り花を選ぶ来場者

安曇野市豊科のJAあづみ農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」では12日からの4日間、地場産の盆花やお供え用の果実などを販売する毎年恒例の「お盆の市」を開いた。
駐車場には特設会場を設け、地元農家が栽培した小菊やアスター、トルコギキョウ、ユリなどの切り花が豊富に並んだ。
期間中は約3100束の切り花を用意。1束170円からと手頃な価格で、開店と同時に主婦や家族連れが何束も買い求めていた。特に初日の12日は約2000束、前年対比168%の47万円を売り上げるなど大好評だった。
また、農家手取りの確保のため春先に発生した凍霜害や降雹などの被害を受けたリンゴ「夏明(なつあかり)」「シナノレッド」などを店頭入り口で販売。来場者はスタッフに味の違いや今年のできなどを聞き、買い物カゴに入れていた。
切り花を購入した来場者は「種類の違う花瓶にお供えするため丈の長い盆花を探していた。友人の勧めで来てみたがピッタリの物が見つかった。質の高さや種類の多さに驚いた」と好評だった。
後藤祐輔店長は「切り花は好評で喜ばれる。生産者が丹精して育てた花や野菜、果実を多くの人に買い求めていただき嬉しい」と話した。

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