JAグリーン長野女性部は8月4日、SBC信越放送「ずくだせテレビ」の取材に協力した。盆に供える地域の伝統食「うずまきかりんとう」を紹介するもので、小林浜子部長、小林幸子副部長、更北総支部3人が出席。長野市真島町のJA真島支所で撮影し、放映は8月13日を予定している。
部員はSBCアナウンサーで「うずまきかりんとうづくり」は初という中澤佳子さんを囲み、実際にうずまきかりんとうづくり。女性部員によると、うずまきかりんとうは、盆時期にお供えされ、家族で食べることが多かったという油菓子。女性部員が「残したいおこびれ」としてJA広報誌でも紹介。この活動も縁に、テレビ局から出演の打診があった。
作り方は、薄力粉とベーキングパウダーなどを混ぜる白生地と、白砂糖・黒砂糖を入れた茶色生地を、平たく広げ、白生地の上に茶色生地をのせてくるくると巻き、生地を冷やし、固くなったところ5ミリ幅に切り、やや低めの温度の油でじっくり揚げる。女性部員は、作り方のポイントを説明し、中澤さんの作業をサポート。段取りよく、和気あいあい作業が進み、短時間で撮影が済んだ。
小林浜子部長は「女性部は食と農を次世代につなぎたいと活動しているので、こういった機会にぜひみなさんにお母ちゃんの味、おばあちゃんの味として、昔からの味を知っていただければ嬉しい」と話した。