JA佐久浅間管内でミニトマトの出荷が本格化している。軽量品目で導入しやすいことなどから、同JAでは長年にわたり生産振興を進めてきた。佐久市を中心に管内全域で栽培され、県内トップの生産量を誇る。今年は6月下旬から出荷が始まり、8月を最盛期に、11月まで135万パック(1パック200グラム)を県内や中京方面に出荷する予定だ。
7月26日、佐久市のさく総合集荷所で開いた出荷査定会には部会員ら50人が参加。JA担当者が販売情勢や出荷規格、荷造り方法について説明した。ポイントとして「消費者の気持ちを考えて見栄えよく荷造りし、箱やパックも商品として丁寧に扱ってほしい」と呼び掛けた。
さく野菜部会の真木聡志部会長は「県内トップの生産量に責任を持ち、高品質なミニトマトを安定供給したい」と話している。