JA信州諏訪の男性組合員向け講座「弾男倶楽部(だんだんくらぶ)」は7月27日、富士見町の富士見パノラマリゾートでハイキングを行った。受講生18人とJA職員3人が参加。初夏の入笠湿原散策を楽しんだ。
今年度第1回目の講座。「新しい生活様式」に対応した活動として初めて企画した。この日はあいにくの雨模様だったが、参加者は折り畳み傘や雨合羽を持参し、ゴンドラリフト「すずらん」に乗車。片道10分~15分、ゴンドラリフトから見える雄大な八ヶ岳やその裾野に広がる普段見ることができない街並みを楽しんだ後、入笠すずらん山野草公園に到着。1時間ほど、ノアザミやカラマツソウ、ウツボグサなど、開花適期を迎えた花々を見つけながら入笠湿原を散策し、下山した。
諏訪市の河西淳さん(74)は「とても涼しい環境のなか歩くことができて、心身ともにリフレッシュになった。雨煙る花畑もまた、よい思い出です」と笑顔を浮かべた。
入笠湿原は、入笠山麓の標高1,734mに位置する、面積約1.85ヘクタールの湿原。春から秋にかけてさまざまな花が楽しめることから、年間多くの人々が訪れている観光地のひとつ。