日頃の介護疲れをリフレッシュ 「介護者リフレッシュの会」開催される

JA大北
藤森さんと下川さんの引き語りを楽しむ参加者ら
藤森さんと下川さんの引き語りを楽しむ参加者ら

JA大北が大町市から業務を受託して運営する同市南部地域包括支援センターは7月21日、日頃自宅などで介護に携わる方達の疲れをリフレッシュさせることを目的とした「介護者リフレッシュの会」を安曇野市穂高のレストラン「ラトリエ・デ・サンス」で開催した。
会は会は日頃自宅などで日常的に介護を行っている方達の疲れをリフレッシュさせ、悩みなどを共有し合える場を設けるのを目的に年に1回程開催している。
今年は昨年に引き続き新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で開催し、同支援センターの担当地域である大町市常盤、社地区の住民26人が参加。会ではシンガーソングライターの藤森敬一さんとピアノ奏者の下川久美香さんによる引き語りコンサートが行われ、昔の歌から最近の歌まで引き語りが行われ、参加者は藤森さんの心に響く歌声とギター演奏、下川さんの美しいピアノの音色を楽しんでいた。引き語りを楽しんだ後には、会場となったレストランでランチも食べ、参加者同士でお互いの日頃の介護の悩みなどを話したりしていた。
会に参加者した女性は「今回初めて参加した。大変上手な歌も聞くことができ、心身をリフレッシュすることができた。また、機会があれば参加したい」と話していた。
会を主催した同支援センターでは「会を通じて、介護の日常から少しでも離れて楽しんでもらうとともに、先の見えない介護生活のなかで、心身ともにリフレッシュする機会につながればうれしい」としている。

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