上田署と協力 移動金融店舗車の防犯模擬訓練

JA信州うえだ
案内係りのJA職員を脅す犯人役
案内係りのJA職員を脅す犯人役

JA信州うえだは7月16日、同JA本所で上田警察署と協力し、移動金融店舗車の防犯模擬訓練を行った。
同車両は災害発生時の金融ライフライン確保や中山間地域での金融サービス提供などを目的に、地域貢献事業の一環として4月に導入したもの。来年3月の本格稼働に向けて安全・安心な金融サービスを提供するため、実践的な防犯訓練を行い対処方法を確認した。
訓練は警察官が犯人役を演じ、車両の外に立つ案内係を刃物で脅し、車内の現金を奪って逃走するという流れを実践。逃走する犯人を職員2人が追いかけて車両に設置してある防犯カラーボールを投げ付け、その間にもう一人の職員が110番通報し、到着した警察官に犯人の特徴などを伝えるまで行った。
訓練に参加した職員は「車内という狭い空間では、犯人の特徴をしっかり覚えるのが難しかった」「緊迫感がある訓練内容で、良い経験になった。緊急時に冷静に対処できるように心掛けたい」と話した。
眞島実組合長は「今回の訓練での経験を生かし、組合員・利用者に安心して利用いただけるよう良質なサービスを提供していきたい」と話した。

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