JAながのでは桃の出荷が最盛期を迎えている。須坂市小島町の「赤い屋根」直売所と山ノ内町夜間瀬の志賀高原直売所が7月下旬それぞれオープンした。店頭では早生種の「ワッサー」や「あかつき」、「川中島白鳳」が並び、購入を待ち望んだ来店者でにぎわいを見せている。
両直売所は同JA管内にある選果所に隣接している事から、生産者が持ち込んだ新鮮な果樹が手に入ることから近隣住民や隣町からの人気も高い。
直売所は例年7月下旬から12月上旬までの果樹出荷最盛期に営業している。地元産の桃や梨、ぶどうやりんごなどの直売を行う他、贈答用も取り扱っている。飯山市に住む「赤い屋根」直売所の利用者は「毎年開店を楽しみにしている。凍霜害が出ていると聞いていたが、立派な桃を見られて今年も旬を楽しめそう。県外にいる子供たちに早速送り一緒に味わいたい」と気持ちを高ぶらせた。
各営業時間は「赤い屋根」直売所は午前10時から午後4時まで(火曜日定休)。志賀高原直売所は午前9時から午後4時(9月以降金~月曜日営業)。遠方で来店できない方へは同JAの農産物公式オンラインショップ「たーんとながの」の利用を呼び掛けている。