JA上伊那と同JA生活部会が開く第15期「ミドルミズ大学」の開講式と第1回目の講義が7月13日から15日に行われた。今年は北部、中部、南部の3校で合わせて47人が受講する。
同大学は45歳から65歳の女性で同JAの組合員、またはその家族が対象。今期は12月まで全8回の講義を予定している。
このうち7月15日の南部校には、12人が受講。同大学の学長でJAの下島芳幸専務理事は「新しいことに取り組むと人は活性化し、元気になる。自分のためにも家族のためにも、楽しみながら参加してほしい」とあいさつ。生活部会の小池幸子副部会長は「仲間とともに学び、自分らしくキラッと輝けるよう頑張ってほしい」と呼びかけた。
開講式に続いて「来たるべきリモート講義に備えるぞ」と題して講義を行った。受講生はスマートフォンやパソコンにアプリをインストールし、今後新型コロナウイルス感染症の拡大で、急なリモート講義になった場合にも対応できるよう備えた。その後「家の光」7月号をテキストに、ペットボトルを利用した水耕栽培の容器づくりに挑戦。講師とリモートでつなぎ、受講生同士でも教え合いながら作業を進めた。
参加した受講生には「家の光」7月号の記事で紹介された、中川支所の生活部会「エコ倶楽部」が作った「プリン石鹸」が配られ、SDGs宣言と仲間づくりに対する意識を深めた。
受講生は「教わった容器を使って配られたバジル以外も水耕栽培してみたい。もらったプリン石鹸も使うのが楽しみ」と話した。