こだわりは家族の喜ぶ顔 JA女性部伊久間弥生さん「家の光わたしたちの巻きずしコンテスト」で準大賞受賞

JAみなみ信州
準大賞を受賞した伊久間弥生さん(中央)
準大賞を受賞した伊久間弥生さん(中央)

家の光協会、JA全国女性組織協議会が主催する"わたしたちの巻きずしレシピコンテスト"で、JAみなみ信州女性部鼎支部所属の伊久間弥生さん(42)考案の『1度で2度おいしい みそ香る太巻き』が準大賞を受賞した。これを受け同JAは、16日飯田市鼎の同JA本所で表彰式を行い、寺沢寿男組合長から伊久間さんに表彰状が手渡された。同JA女性部の松澤みや子部長ら部員3人も参加した。
「普段作る焼きおにぎりにヒントを得て、2人の子どもの好き嫌いから1本の太巻きで味を変えようと考えた。家族が食べることが基本なので家族の喜ぶものを作ろうと心がけた」と話す伊久間さんは同支部の目的別グループ「ぼな~る」に所属し、料理上手だからとグループメンバーから同コンテスト挑戦を薦められたことがきっかけで今回が初応募。
伊久間さんは「賞をもらえるとは考えていなかったので驚いたが評価され嬉しい。コンテストを薦めてくれたぼな~るメンバーのみんなに感謝です。料理や手芸などを行うぼな~るの活動ではこれからも自分たちが楽しみ、家族や友達、地域の皆さんにも広げていきたい」と話した。
寺沢組合長は「大きな賞を受賞されJAとしても誇らしいばかり。女性部の皆さんの明るいニュースによって地域やJAも元気になれます。今後も楽しく活動を頑張ってほしい」と話した。
伊久間さんが考案した太巻きは酢飯ではなく普通のご飯を使用し、外側ものりの代わりに味噌をぬり焦げ目をつけた一品。また具材には卵焼きとのりを入れた太巻きで、一本の中で味が変わるよう半分には昆布の佃煮、もう半分に梅のハチミツ漬けを入れ、1本で2度楽しめる太巻きとなっている。
同コンテストは2020年度全国から262点の応募があり、その中から見事準大賞となった。伊久間さん考案のレシピは家の光2021年9月号に掲載されている。

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