JA佐久浅間で、花き主力品目の一つトルコギキョウの出荷が始まった。主に佐久市と佐久穂町の45戸が生産。今年は春先の天候が良く平年並みの6月中旬に出荷が始まり、7月下旬から9月をピークに11月上旬まで、約25万本を出荷する計画だ。
出荷最盛期を前にJA花き専門委員会トルコギキョウ専門部は7月21日、佐久市のJAさく共選所で目ぞろえ会を開いた。部会員約25人が参加。出荷選別基準や留意点などを確認した。
JA花卉果樹振興センターの担当者が部会員に個別で対応し、草丈や枝数、開花輪数など選別のポイントを説明。「各等級ともに全体のボリュームと茎の太さを揃え、一束・一箱の揃えを良くすること」と強調した。
参加した女性は「今年から栽培を始めた。まだわからない事が多いが、しっかりと勉強して高品質なトルコギキョウを出荷したい」と話した。
JA花卉果樹振興センターの笹井貴史調査役は「これから出荷最盛期を迎える。一人一人が厳しい選別を心掛けて荷造りをしてほしい」と話している。