農産物検査員に13人が任命

JAあづみ
千國組合長(右)から辞令を受け取る勝野さん
千國組合長(右)から辞令を受け取る勝野さん

JAあづみは8月23日、2021年産米の初検査を前に、安曇野市豊科のJA本所で農産物検査員の任命式を開いた。
玄米・大豆・麦・ソバなどの農産物検査を行うことができる検査員には、JA営農指導員を中心に13人が任命された。代表して指導的検査員の勝野美孝さんが、千國茂組合長から辞令を受け取った。玄米の検査では、整粒や水分、品位を見ながら等級をつけていく。
千國組合長は「全国的な米余りや産地間競争の激化など米をめぐる情勢は俄然厳しい。公平無私の立場で検査員としての権限や責任の重みを感じ、安曇野産米の品質を維持して欲しい」と激励した。
堀金地域営農センター課長代理で指導的検査員の勝野美孝さんは「公平な立場で厳正に検査する。安心、安全な安曇野産米を全国の消費者に届けたい」と意気込んだ。
21年産は梅雨明け後の高温により例年に比べて2日ほど生育が進み、作柄は良好。
9月10日には、任命された農産物検査員が検査に当たる予定。21年産米は約21万俵(1俵60キロ)の集荷を計画している。

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