地域農業の未来を考えられる職員に SDGs研修会

JA洗馬
和やかな雰囲気の中でお互いの意見を書き込む職員たち
和やかな雰囲気の中でお互いの意見を書き込む職員たち

JA洗馬は7月28日水曜日、JA長野中央会から講師を迎え、正職員約50名を対象にSDGs(持続可能な開発目標)研修会を本所会議室で行った。この研修会は、令和3年度くらしの活動の一環として計画され、洗馬地区の農業や農村を持続可能なものとするために、農業を起点とした事業活動を展開できる職員の育成を目指したものだ。
研修会では、SDGsの説明を受けたりクイズに挑戦したあと、リラックスした空間でメンバーの組み合わせを変えながらグループで対話する「ワールドカフェ」方式で「私たちが今実践していること」「私たちがこれからできること」の2点を職員同士で話し合った。職員たちは、決められた時間内で、個人として、JAとしてできることを挙げて模造紙に書き込み、SDGsが掲げる17の目標のどれに該当するかも考え、研修の最後にはグループごと発表も行った。
「誰一人取り残さない」という行動理念を掲げるSDGsは、国連で2015年に採択され、協同組合の精神やJA綱領の一部に共通するものがある。同JAは、次期3ヵ年計画を一般正職員からも情報を吸い上げながら策定の足掛かりにする予定であり、JAとしての目標をSDGsに当てはめることで、活動を見直すきっかけとなりそうだ。

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