早生プルーンの出荷本格化を前に、JA佐久浅間さく果樹部会は7月18日、さく農産物総合集荷所で収穫説明会を開いた。
早生種は主に「アーリーリーバー」「ツアー」を栽培。4月27日の降霜の影響が心配されたが、大玉で品質の良い果実の収穫が見込まれている。
説明会では、JA全農長野東信事業所の宮坂博史考査役が県内の生産状況と今年度の販売情勢を報告。「コロナ禍の販売促進対策として、SNSでのプレゼント企画や食農教育資材の作成・配布などを通じてPRに取り組む」と話した。
JAからは渡辺聡調査役が出荷方法や安全・安心対策、防除日誌やチェックリストの記帳などを説明。「早生品種でしっかり手取りを確保するため、適期収穫と選別の徹底が重要」とアドバイスした。
佐藤利彦部会長(42)は「部会で力を合わせてより多く出荷することで、地域の特産品・プルーンのPRにつなげたい」と話している。