遊休荒廃地対策 エゴマの定植

JA信州うえだ
協力してエゴマの定植作業をする組合員
協力してエゴマの定植作業をする組合員

上田市の農業支援センターと西内活性化組合は6月22日、同市西内地区の休耕田でエゴマの定植作業を行った。
西内地区を中心に栽培されているエゴマを丸子地域全体に広げることが目的。定植作業には同組合員23人が参加し、10アールの休耕田に約2000本の苗を植えた。
同組合は遊休荒廃地対策の作物として、高冷地でも栽培でき、病害虫にも強く、鹿やイノシシなどの獣害も受けにくいエゴマに注目。同JA丸子営農センターなどと連携して2007年から栽培に取り組んでいる。現在丸子地域では、同組合と個人の生産者で約70アールのエゴマが栽培されている。
参加した組合員は「エゴマ栽培を通して組合員同士の交流を図り、地域の活性化につなげていきたい」と話した。
収穫は10月中旬頃行い、油に加工してJAグリーンファームまるこ店などで販売する。

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