出向く営農指導で生産者を支援/スターチスほ場巡回指導

JA信州諏訪
生産者にアドバイスを行う有賀係長(左)
生産者にアドバイスを行う有賀係長(左)

JA信州諏訪営農部営農企画課農業振興センターと管内各営農センターの営農指導担当者は、定期的なほ場巡回指導を実施している。同センターの職員が、担当する野菜・花き品目の栽培ほ場に出向き、生産者と対話しながら、栽培方法をアドバイス。出荷を迎えるまでに生じる課題を早期発見・改善し、管内農産物の高品質・安定生産につなげている。
JA花き専門委員会スターチス部会は6月21日から7月1日、管内で「スターチスほ場巡回指導」を行った。スターチスを担当する有賀治彦係長が、生産者のハウスを個別に巡回し、現在の生育状況や出荷のスケジュール、梅雨入りの影響等で病害が発生していないかを確認。今後に向けて栽培管理の注意点や、効果が期待できる薬剤の紹介と散布の時期など、具体的なアドバイスを行った。
田中寿英部会長(52)は「丈がよく伸び、品質は上々。病害の適期対策方法など、引き続きJAからのアドバイスをもらいながら、お盆出荷に向けて、品質を維持していきたい」と話していた。
有賀係長は「今年は春先から寒暖差が大きく、栽培管理が大変だったと思うが、丈の長さ、花の色づきともによい状態。降雨が増えてくると、灰色カビ病が増えてくるので防除を徹底してもらい、今後の需要期に繋げてほしい」と話している。
7月上旬からは、トルコギキョウのほ場巡回を予定している。

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