JAグリーン長野女性部更北支部は7月2日、長野市真島の長野市立真島小学校手芸クラブの講師を務めた。地域交流を目的に同小学校の依頼によるもの。支部長の内川千恵美さんと女性部長でもある更北支部員の小林浜子さんが先生となって、4~6年生の児童12人と交流を含め、手芸や工作を教える。2回目のこの日は「刺し子」に挑戦。予め模様が描かれた布と、好きな色の糸を児童が選択。女性部員が刺繍の進め方、また、学年により初めての針作業の児童には丁寧に縫い方などを教えた。児童は女性部員の指導に従い、真剣に作業。限られた時間内で、完成までは行きつかなかったが、児童に一人は「初めてやって難しかったけど、縫うのが楽しかった」と感想を寄せた。作品は、各自が持ち帰り、夏休みなどを利用して完成させ、次回9月のクラブで発表しあう考え。小林さんは、「子どもたちにもできる内容かどうか事前に準備したり、いろいろ考えながらやっているので、教える私たち自身も楽しい」と話し、さらなる協力へ意欲を見せた。
女性部では、支部・地区ごと、学校のクラブ活動等での料理教室講師協力などを行っていたが、新型コロナウイルスにより自粛・中止もあるが、引き続き、小学校の要請に基づき、学校教育現場への支援を継続し、児童との交流活性化や、地域を担う次世代の成長支援に寄与したい考えだ。