山ノ内町とJAながのは6月22日、JA志賀高原支所で懇談会を開いた。毎年2回開催しており、竹節義孝町長とJAの徳竹栄一志賀高原地区担当理事をはじめ、町とJAの15人が出席。地域の農業や経済について情報を共有し、意見交換をした。
JAからは、凍霜害や品質向上対策の助成を始め、果樹共済や販売力を高めるマーケティングやPRに関する協力のほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている農家や観光業者などの支援・対策を要望した。また、JAが現在進めている支所拠点再構築についても理解を求めた。
町からは、営農関係の予算と取り組みについて説明があった。その他、町が主催するリンゴとブドウの品評会や各種イベントの協力依頼があり、町とJAがそれぞれの分野で協力し合う事を確認した。
徳竹地区担当理事は「未だ終息の見えないコロナ禍の中で、JAと町が協力し、農業や経済対策を強化してこの状況を乗り越えたい」と話した。