葉洋菜の本格的な出荷シーズンに合わせ、JA佐久浅間みなみ野菜部会は6月25日、佐久穂町のJA松井予冷庫で目ぞろえ会を開き、生産者ら約30人が参加した。同部会では2021年度、主要品目のハクサイやレタス、ブロッコリーなど合わせて販売目標7億7000万円達成を目指す。
JA担当者が目ぞろえのポイントとして、出荷上の基本事項や量目、選別基準などを説明。安全・安心の取り組みとして、農薬の飛散防止対策やGAPチェックリストなどを確認した。
須田章部会長は「品質管理を徹底し、安心・安全な野菜をつくり、八千穂ブランドを盛り上げたい」と話している。
同部会の生産地域は佐久市臼田から佐久穂町一帯の、標高700メートルから1100メートルに位置する。標高差を生かし、4月下旬から11月下旬までの長期出荷が特徴で、ハクサイやレタス、ブロッコリー、チンゲンサイなどを生産している。
主力品目のハクサイは約23万ケース(1ケース15キロ)の出荷を見込む。5月23日から出荷が始まり、10月にピークを迎え、11月下旬まで出荷が続く予定だ。